「日本の定番料理10の謎」樋口直哉著│おなじみの定番料理の裏に隠された技と歴史
「日本の定番料理10の謎」樋口直哉著
マーボー豆腐や唐揚げなどの定番料理は、いつごろから日本の家庭の食卓に並び、どのように定着していったのか。おなじみの定番料理10メニューを取り上げ、そのおいしさの秘密に迫る料理エッセー。
ハンバーグのレシピが初めて登場したのは、なんと1895年の婦人雑誌だそうだ。そのレシピでは、成形した牛のひき肉の両面に玉ねぎのみじん切りをまぶしつけて焼くことになっている。戦前の洋食屋ではハンバーグよりもイギリス料理のメンチボールがメジャーだった。ひき肉にパン粉や卵、小麦粉を混ぜるメンチボールの手法が、日本独自のハンバーグに進化し、普及したという。
各料理のルーツをたどり、そのレシピに隠された技を科学的に解説した料理の腕が上がる一冊。 (NHK出版 1023円)


















