南阿蘇鉄道 トロッコ列車「ゆうすげ号」(高森~立野)風も音も振動もダイレクト! 阿蘇の大自然を味わう
南阿蘇鉄道の「トロッコ列車 ゆうすげ号」は、ディーゼル機関車が牽引し、そのレトロ感が人気だ。熊本県南阿蘇村・高森町など沿線自治体が出資する第三セクターで、国鉄高森線の廃止を受けて南阿蘇鉄道が設立された翌1986年にデビューした。
高森駅から立野駅までの10駅、17.7キロの距離を約1時間かけて走る。1日2往復の運行で、全国から鉄道ファンが訪れる。乗り心地もまた味わい深い。
「貨物列車を改造した車両ですので、貨車の上に皆さんがお座りいただいているような感覚になります。窓は吹き抜けで、風や音、振動などをダイレクトに感じられます」(鉄道課運輸・営業係長の山本英明さん)
車窓からは阿蘇山を間近に見られるほか、「第一白川橋梁」も見どころ。全長約166メートル、高さ約60メートルの橋で、トロッコ列車は減速して通過する。すがすがしい風を感じながら、上流側には阿蘇長陽大橋、新阿蘇大橋などを望める。「立野渓谷」のダイナミックな渓谷美もシャッターチャンスだろう。

















