著者のコラム一覧
井上トシユキITジャーナリスト

1964年、京都市生まれ。同志社大学文学部卒業後、会社員を経て、98年からジャーナリスト、ライター。IT、ネット、投資、科学技術、芸能など幅広い分野で各種メディアへの寄稿、出演多数。

上原多香子「母の日」投稿炎上には内部に裏切り者がいた

公開日: 更新日:

 身内だけにこっそり伝えるはずが、設定やアカウントを間違えて、広く一般にも公開してしまう誤爆。こっそりということは大体が内緒話なわけで、一般への公開など炎上の格好の材料でしかない。だからといって、身内や仲間だけが閲覧できるように設定しておけば安心かといえば、これがそうでもないからややこしい。

 5月の母の日にSNSへメッセージを投稿した上原多香子は、事前に申請して許可を受けたユーザーしか閲覧できない「鍵付き」にしていたにもかかわらず、内容が外部に漏れて炎上した。

 つまり、内部に愉快犯や裏切り者がいたわけだ。

 上原が投稿したのは、わずかに「母の日。母と呼ばれた日。感謝」と10文字程度。しかし、これが漏れて拡散するにつれ、悪しざまに言い立てられるようになる。2014年に当時の夫が自殺した折、その大きな原因が上原の不倫にあり、不倫に至った裏には子供ができないことが理由としてあったとされていただけに、「母と呼ばれた日。感謝」との書きように違和感を持つ人が多くいたのだろう。


 元夫を死に追い込んでおきながら、新しい命を得て母となった自分にウットリしているような、身勝手な姿が指弾されたわけだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    立花孝志氏はパチプロ時代の正義感どこへ…兵庫県知事選を巡る公選法違反疑惑で“キワモノ”扱い

  2. 2

    タラレバ吉高の髪型人気で…“永野ヘア女子”急増の珍現象

  3. 3

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  4. 4

    中山美穂さんの死を悼む声続々…ワインをこよなく愛し培われた“酒人脈” 隣席パーティーに“飛び入り参加”も

  5. 5

    《#兵庫県恥ずかしい》斎藤元彦知事を巡り地方議員らが出しゃばり…本人不在の"暴走"に県民うんざり

  1. 6

    シーズン中“2度目の現役ドラフト”実施に現実味…トライアウトは形骸化し今年限りで廃止案

  2. 7

    兵庫県・斎藤元彦知事を待つ12.25百条委…「パー券押し売り」疑惑と「情報漏洩」問題でいよいよ窮地に

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    大量にスタッフ辞め…長渕剛「10万人富士山ライブ」の後始末

  5. 10

    立花孝志氏の立件あるか?兵庫県知事選での斎藤元彦氏応援は「公選法違反の恐れアリ」と総務相答弁