本橋信宏
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本橋信宏作家

1956年、埼玉県所沢市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。私小説的手法による庶民史をライフワークとしている。バブル焼け跡派と自称。執筆はノンフィクション・小説・エッセー・評論まで幅広い。“東京の異界シリーズ”第5弾「高田馬場アンダーグラウンド」(駒草出版)発売中。「全裸監督 村西とおる伝」(太田出版)が、山田孝之主演でNetflixから世界190カ国同時配信決定。

野田がスカウトできずにもっとも悔しがった“超逸材”とは

公開日: 更新日:

「だから、一番ショックだったのはあの子が出てきた時」

 グラビア界に巨乳ブームを花開かせた野田義治。

 その巨乳マイスターが発掘すべき逸材を逃してしまった痛恨の記憶がある。

 野田を悔しがらせた逸材とは一体、誰なのか?

「優香が出た時、一番ショックだった。どういうわけか最初にグラビアに出たのはオレの記憶だと英知(出版)なんですよ。優香は大手のホリプロ所属だから、講談社、集英社、小学館あたりで出るもんだと思ってたから」

 英知出版は山崎紀雄という希代の人物が立ち上げた出版社で、ビデオボーイ、Beppin、すっぴん、デラべっぴん、といったグラビア誌を出版し、1980年代後半にかけて毎月総計100万部超えというグラビア帝国を樹立した。その背景には英知出版の兄弟会社、AVメーカー最大手、宇宙企画の存在があった。

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