山口百恵や西城秀樹を超える高田みづえ「新人で紅白出場」の裏にあった芸能界の大事件
「中3トリオ」で最も幸先の良かった森昌子はデビューの72年、2枚のシングルを発売。「せんせい」は最高3位で51.4万枚、「同級生」は最高4位で36.7万枚。当時は新曲の寿命が長く、同年にこの枚数に届いたわけではないが、72年の年間シングル売上で「せんせい」は30位と大ヒット。それでも、紅白には選ばれていない。
■芸能界を震撼させた大麻・マリファナ汚染
「新御三家」でいちばん出足好調だった郷ひろみはデビューの72年、3枚のシングルを発売。紅白出場歌手発表後の3枚目「天使の詩」を除いて考えると、「男の子女の子」は最高8位で27.8万枚、「小さな体験」は最高4位で36.7万枚。売上も順位も高田を上回っているが、紅白には出場していない。
「高田が新人で紅白に選ばれた理由には、この年の芸能界の動向と大きな関係があります。大麻、マリファナ汚染が広がり、歌手から多数の逮捕者が出た影響で、新人にもチャンスが巡ってきたのです」
芸能界を揺るがす事態に、NHKは出場者の中から逮捕者が出た場合を想定し、補欠歌手を5組ずつ用意していたという。


















