打撃ドン底の大谷翔平、9月のV字回復にこれだけの根拠 「投手復帰」への執念も発奮材料に
投手復帰が先送りになった大谷翔平(32=ドジャース)が、打撃でも精彩を欠いている。
8月の月間打率.241は今季ワースト。日本時間9月1日現在、本塁打は10試合出ていない。投手復帰を目指してライブBPに登板した23日以降の8試合は、33打数4安打の打率.121と、からっきしだ。
ドジャースのロバーツ監督は、2日から本拠地・ロサンゼルスで行われる対カージナルス、ナショナルズ、レッズとの9連戦に向けてこう言っている。
「ショウヘイを元の状態に戻さなければならない。それはだれが見てもわかることだ。LAに戻って、肉体的にも精神的にもより良い状態にもっていければ、さらに見ていて楽しくなる」
とはいえ、9月は打撃の状態が上向く可能性が高い。
根拠は対戦相手に恵まれるからだ。9月の25試合中、相手チームの現時点での勝率が5割以上なのはマーリンズ戦(3試合)とパドレス戦(3試合)の計6試合しかない。そのマーリンズにしても69勝69敗の勝率5割。残る19試合はすべて勝率5割未満のチームだ。8月に打者として出場した27試合中、勝率5割以上のチームとの対戦が15試合あったのとは対照的。9月はすでに目標がなくなりつつあるチームとの対戦が増えるだけに、大谷のバットが期待できる。
大谷はここまで打者として131試合に出場して打率.280、30本塁打、80打点。このうち1日現在の勝率が5割に満たないチームと対戦した61試合は打率.236、19本塁打、52打点。打率こそパッとしないものの、本塁打の約3分の2と打点の大半は弱いチームの投手相手に稼いだ計算になる。8月の6本塁打にしても、そのうちの4本は勝率5割未満のチームから放っている。今後は目標を失ったチームが相手となるだけに、本塁打量産が期待できそうなのだ。
9月は対戦相手に恵まれることに加えてもうひとつ、大谷のバットが期待できる根拠はモチベーションの問題だ。


















