「性とこころ」問題を考える無料イベント開催

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 痴漢や強姦などの性犯罪は被害者がいる以上、厳重に処罰すべきだ。一方で、本人の意思の力でコントロールできない「性依存症」があり、その場合、厳罰だけでは性犯罪の被害者減少につながらないという見方がある。

 性犯罪をどう考えるべきか? 性依存症をはじめ、さまざまな依存症の治療を行う「榎本クリニック」で、無料イベントが5月25日(木)に開催される。

 監視の目的で、元性犯罪者をしばる法律「SCOPE法」(アメリカでいうところのメーガン法)が制定された日本を想定し、更生を図ろうとする元性犯罪者に突きつけられる問題を浮き彫りにした映画「SCOPE」(卜部敦史監督・2010年制作)を上映後、トークイベントが行われる。

 登壇するのは、卜部監督、同クリニックで性依存症治療に取り組む斉藤章佳氏(精神保健福祉士・社会福祉士)、性犯罪に関する著書多数の白鴎大学法学部・平山真理教授だ。

 映画は14時半~16時、トークイベントは16時~17時。場所は「御徒町榎本クリニック8階」(東上野1-7-6)。参加希望者は、03・3982・5090まで参加者氏名、連絡先を明記し、ファックスを送付。

【問い合わせ電話番号】03・3982・5182

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