ついに解禁で半値に ジェネリック「バイアグラ」の値頃感
4月17日に解禁され、“最強の勃起薬”と話題沸騰の「ザルティア」は、保険適用(3割負担)で5ミリグラムで約70円。同量で比較しても、バイアグラのジェネリックはいい勝負だ。
バイアグラのジェネリック、現実的にはいつごろ登場するのか。都内有名ED治療クリニックの関係者がこう言う。
「発売は、早くて6月ごろといわれています。製薬各社は現在、熾烈(しれつ)な駆け引きをしている最中。保険適用外のED治療薬は、製薬会社が自由に価格を決められるため、いち早く発売価格を公表すると、他社はより安い価格で追随するからです。12年5月にバイアグラのジェネリックが発売された韓国では、当時の最安価格が先発薬の5分の1でした」
ジェネリック薬品で有名な国内メーカー、沢井製薬、東和薬品、日医工にバイアグラのジェネリック発売の予定があるかと取材したところ、一様に「答えられない」という回答だった。
並行輸入バイアグラに頼るED患者も、もう少しの辛抱だ。