著者のコラム一覧
加来耕三歴史家・作家

昭和33年、大阪市生まれ。奈良大学文学部史学科を卒業後、同大学文学部研究員をへて、現在は大学・企業等の講師をつとめながら著作活動を行っている。テレビ・ラジオ等の番組監修・出演などの依頼多数。著書に『加来耕三の戦国武将ここ一番の決断』(滋慶出版/つちや書店)『卑弥呼のサラダ 水戸黄門のラーメン』(ポプラ社)ほか多数。

秀吉に最後まで抵抗も 名門のプライドで滅亡した北条氏政

公開日: 更新日:
イラスト・亀頭里歩

 戦国の世を統一し、天下人に上り詰めた豊臣秀吉――。その彼に、最後まで抵抗したのが相模国(現・神奈川の大半)の北条氏政でした。氏政は秀吉の上洛命令を無視しつづけます。

 天正18(1590)年3月、その氏政を秀吉が約22万人の大軍で攻めます。氏政は嫡男の氏直に家督を譲り、自… 

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