飛行機に乗ることが目的でいいのか? 『沸騰ワード』人気企画「マイル修行旅」に向けられる厳しい視線
飛行機に乗ること自体が目的になる──そんな一風変わった旅がテレビ番組の人気企画になっている。日本テレビ系『沸騰ワード10』の人気コーナー「風間俊介の航空ステータス修行旅」だ。
俳優の風間俊介が航空会社の上級会員資格取得を目指し、全国各地を飛び回るこの企画。限られた時間の中で複数の便を乗り継ぐ“マイル修行”や、空港ラウンジの楽しみ方、飛行機にまつわる細かな知識を披露する姿が話題を集め、これまでの放送ではバナナマン・設楽統も参戦するなど、番組の看板企画となっている。
ただ、時代の変化に伴い、批判の声も目立つ。風間の並々ならぬ熱量は、一般にはなじみの薄かった“修行”という行為をエンターテインメントへと昇華させた一方、環境問題への関心もあって、ステータス取得を目的に飛行機へ乗ることに違和感を示す声も確実に増えている。ビジネス誌記者はこう話す。
「“マイル修行僧”たちは、きちんと航空券を購入し、正規のルールの範囲内で利用しているため、違法性はまったくありません。航空会社自身が上級会員制度を設けている以上、修行そのものを否定するのは筋違いという見方もあるでしょう。実際、多くの修行僧は旅先で宿泊や飲食を楽しんでおり、地域経済に一定の恩恵をもたらしているという側面もあります。

















