プロスノーボーダー岩垂かれんさん プルコギ風トナカイ肉
平昌五輪のスノーボード解説で「美しすぎる解説者」として話題になった岩垂かれんさんは、スノーボードクロスの元日本代表選手。同組の選手と接触し転倒することも多く、「雪上の格闘技」と呼ばれている競技だ。
10歳でスノーボードを始め、スイス、ニュージーランド、カナダなど世界有数の山々を滑ってきた。その間に布施忠、西田崇、上田ユキエといったスノーボード界の鬼才たちに師事し、15歳で最年少プロライダーに。以来、スノーボードクロスの選手として活躍している。
「海外遠征も多いので、世界各地でいろんな料理を食べましたね。忘れられないのは、代表の合宿でフィンランドに行ったときの食事。毎日同じメニューで3週間過ごしたんです。しかも、毎晩の肉料理が牛でも豚でもないし、何のお肉か分からなくて……。最後に聞いたらトナカイの肉でした。プルコギがカチカチになったようなトナカイの肉が、ポテトの上にドンとのっているだけの料理です。変わるのは、肉の下に敷かれているポテトの調理法。マッシュポテトになったり、フライになったり、ゆでただけになったり……。本当にそれだけでした」