「流されゆく日々」12000回〈続〉能登から届いた読者からの手紙

公開日: 更新日:

<12月、冬に向かい仮設住宅では高齢者の孤独死が増加しています。現在私は、月に一度町会議員やドクターと共に穴水町の全仮設住宅を訪問し、町情報誌を配布しながら、健康状態をお聞きし傾聴活動に取り組んでいます。ただ、地震の1年を生き抜きながら、五木先生の言われる「生きている」実感があります。元旦、スマホの「ブーブー」という不気味な地震警報とテレビ・ラジオアナウンサーの「逃げてください」の絶叫が今でも心に残る大津波警報。1週間の車中生活や近所の隣人との助け合い。突然の震度6の余震に怯える毎日。外地からの引き上げ時に五木先生が感じた「今、生きている実感」とは、この様なものかとも思います。不思議ですが、確かに生きている実感を感じながら1年が過ぎようとしています>

 編集部ではすぐに、この手紙を五木さんにお届けした。そうしたら、五木さんから電話があった。

あのお手紙はすごく感動的でした。能登の話が出てくるし、文章も誠実で、つくづく、1万2000回も続けてきてよかったと思いました。実は家内の父親のルーツが七尾なんです。それで能登のことはとても気になってもいたんです」

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希の選手会脱退に「情けないし、寂しい」 球界に広がった“第2の朗希”への危機感

  2. 2

    (1)阿部監督の暴行事件は巨人にとって“渡りに船”だったか…異様に早い「解任判断」の裏側

  3. 3

    ドジャース大谷6年連続オールスタースタメンに暗雲…建国250周年の地元票が生む“フィリーズ包囲網”

  4. 4

    中傷動画疑惑に「ナメプ」連発の高市首相に大打撃! 共同通信の作成者証言報道を皮切りにメディア総攻撃開始

  5. 5

    「ペチュニア」と「キンギョソウ」が見頃を迎えた花と緑のテーマパーク「東京ドイツ村」入場券を5組10人にプレゼント

  1. 6

    セクシー女優・藤咲まいが「台湾売春」で逮捕 高額ギャラの裏側にある“ホスト沼”の存在

  2. 7

    「ベンチ裏で泣いた」佐々木朗希に囁かれたメジャー適応力への不安…野茂英雄との決定的な違い

  3. 8

    東京都内の選挙で自民また手痛い負け…「リベラル一掃を」と鼻息荒かった杉並区長選も暗い先行き

  4. 9

    佐々木朗希がゴネた末の契約合意 この時すでに米挑戦は“既定路線”になっていた

  5. 10

    高市首相の閉鎖ブログに残された「不都合な真実」…国会で大見得《過去に週刊誌を訴えた》は虚偽なのか?