多様性尊重のまちづくりとたばこ税(下)手厚い助成で民間協力の公衆喫煙所設置拡充を

公開日: 更新日:

 もちろん、自治体の財政基盤はピンからキリまであり、民間主導の分煙施設設置への助成までは予算を捻出できないという自治体もあるだろう。しかし、今連載1回目で示したように都内23区の自治体に関していえば、平均して35億円ほどの特別区たばこ税収がある。そのうちの5%程度を助成制度の予算に計上すれば約1億7500万円となり、年間で数十カ所の分煙施設設置が可能になるはずだ。

 政府はたばこ税を防衛費増税の財源にと企んでいるようだが、とんでもない話。まずは身近なまちづくりにおける分煙環境整備に該当できるようすべきだ。納税者も声を上げていくべきだろう。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  2. 2

    大谷翔平も目を丸くした超豪華キャンプ施設の全貌…村上、岡本、今井にブルージェイズ入りのススメ

  3. 3

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 4

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  5. 5

    日本語ロックボーカルを力ずくで確立した功績はもっと語られるべき

  1. 6

    都玲華プロと“30歳差禁断愛”石井忍コーチの素性と評判…「2人の交際は有名」の証言も

  2. 7

    規制強化は待ったなし!政治家個人の「第2の財布」政党支部への企業献金は自民が9割、24億円超の仰天

  3. 8

    【伊東市長選告示ルポ】田久保前市長の第一声は異様な開き直り…“学歴詐称”「高卒なので」と直視せず

  4. 9

    AKB48が紅白で復活!“神7”不動人気の裏で気になる「まゆゆ」の行方…体調は回復したのか?

  5. 10

    ラウールが通う“試験ナシ”でも超ハイレベルな早稲田大の人間科学部eスクールとは?