三原じゅん子議員は"暴力団幹部との写真"が報じられたが…元刑事が明かす夜の店で会社員が狙われる手口
接触方法も巧妙だ。住所を調べて近所で偶然を装ったり、キャバクラやスナックで個人情報を聞き出し、通う頻度や曜日まで把握した上で居合わせたりと計画的だ。
「不動産関係者なら土地転がしへの協力要請、公務員なら職権の悪用要請をしてきます。悪質なケースだと、女性をあてがって不倫関係にし、写真撮影で脅迫材料を作る。酒に薬物を混入して意識を失わせることもあります」
では、関係の浅い人物やよく知らない相手とのかかわりの中で、どうすれば身を守れるのか。
「まず、『金がない』アピールが重要です。羽振りの良い話はしない、昇進などの情報を軽々しく話さない。夜の店では特に警戒が必要で、泥酔は禁物。私は警察にいた頃、『トイレに2回行ったら酔った証拠だから帰れ』と先輩から口酸っぱく言われました」
普通のサラリーマンでも十分にターゲットになり得る時代。常に警戒心を持ち、怪しい誘いには毅然とした態度で臨むことが求められている。
(取材・文=いからしひろき/きいてかく合同会社)
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