世界市場から脱落する日本株…また8銘柄が米MSCI「全世界株指数」から脱落の衝撃

公開日: 更新日:

「MSCI ACWI」の日本株の今年の見直しを振り返ってみる。2月は1増(銘柄はSCREEN HD)、8減。5月では1増(アシックス)、15減。8月では、1増(KOKUSAI ELECTRIC)、6減で、11月を含めた通年では4増、37減である。日本株は07年のピーク時には398銘柄が組み入れられていたが、今年11月末には半分以下の191銘柄である。日本株の構成銘柄からの除外が長く続くのは由々しき問題で、日本株の国際的なプレゼンスの低下は、海外投資家の日本株離れの材料となる。最近、日本の株価がNY株価に連動しないのもそこに原因があるのだろう。

 フジクラのような成長株の出現が待望される。(丸)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    佐々木朗希「スライダー頼み」に限界迫る…ドジャースが見込んだフォークと速球は使い物にならず

  2. 2

    永野芽郁「キャスター」視聴率2ケタ陥落危機、炎上はTBSへ飛び火…韓国人俳優も主演もとんだトバッチリ

  3. 3

    「たばこ吸ってもいいですか」…新規大会主催者・前澤友作氏に問い合わせて一喝された国内男子ツアーの時代錯誤

  4. 4

    風そよぐ三浦半島 海辺散歩で「釣る」「食べる」「買う」

  5. 5

    広島・大瀬良は仰天「教えていいって言ってない!」…巨人・戸郷との“球種交換”まさかの顛末

  1. 6

    広島新井監督を悩ます小園海斗のジレンマ…打撃がいいから外せない。でも守るところがない

  2. 7

    インドの高校生3人組が電気不要の冷蔵庫を発明! 世界的な環境賞受賞の快挙

  3. 8

    令和ロマンくるまは契約解除、ダウンタウンは配信開始…吉本興業の“二枚舌”に批判殺到

  4. 9

    “マジシャン”佐々木朗希がド軍ナインから見放される日…「自己チュー」再発には要注意

  5. 10

    永野芽郁「二股不倫」報道でも活動自粛&会見なし“強行突破”作戦の行方…カギを握るのは外資企業か