報道機関の矜持は? 自民党の“不当聴取”にテレ朝「出席する」

公開日: 更新日:

 ただ、いくら政権与党とはいえ、一政党の専門部会に呼ばれても、出欠はあくまで任意だ。国会の証人喚問や裁判の証人出廷のような法的拘束力はない。自民党も「出席は関係者の自由意思に任せる」(政策調査会担当者)と本紙に答えた。

 さあ、NHKとテレ朝は自民の圧力にどう応じるのか。NHK広報部は「出欠を含め、外部とのやりとりは一切、公表していません」とし、テレ朝広報部は「(調査会に)出席する方向で調整しています」と答えた。なぜ、不当な圧力に“お付き合い”するのか。

「昔の自民党には『権力側は批判されて当然』という節度がありましたが、安倍自民党にそんな自制心は皆無。権力行使が仕事だと思っている。予算の国会承認が必要なNHKはさておき、テレ朝は出席要請を“何サマのつもり”と突っぱねればいい。ただ、昨年の衆院選前に自民党が報ステの報道内容にクレームをつけた事実を視聴者に伏せ、揚げ句に担当プロデューサーを“更迭”するような局ですからね。報道機関としての矜持なんて米粒ほども残っていないのでしょうか」(元NHK政治部記者で評論家の川崎泰資氏)

 政権もメディアも節度を失った国は、ファッショの道へとまっしぐらだ。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

最新の政治・社会記事

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1
    比嘉愛未「推しの王子様」視聴率4%台でも“沈没”しないジンクス

    比嘉愛未「推しの王子様」視聴率4%台でも“沈没”しないジンクス

  2. 2
    菜々緒は「TOKYO MER」が大きな転機に…“普通っぽさ”が演じられる強み

    菜々緒は「TOKYO MER」が大きな転機に…“普通っぽさ”が演じられる強み

  3. 3
    論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていた

    論文指導をラブホで…美術評論界トップの上智大教授が肉体関係をもった教え子から訴えられていた

  4. 4
    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

    鈴木杏樹「4000円ラブホ不倫」から1年半… 五十路のセクシー路線で本格再始動

  5. 5
    眞子さまは一時金1億4000万円をもらうべき 小室圭さんの稼ぎと貯金だけではNY生活は続かない

    眞子さまは一時金1億4000万円をもらうべき 小室圭さんの稼ぎと貯金だけではNY生活は続かない

もっと見る

  1. 6
    再始動の槙原敬之は2度目逮捕時の“激太り&無精ひげ”からサッパリ 「クスリ断ち回復の証し」と元マトリ

    再始動の槙原敬之は2度目逮捕時の“激太り&無精ひげ”からサッパリ 「クスリ断ち回復の証し」と元マトリ

  2. 7
    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

    小室圭さんは一度は「婚約辞退」を考えた 内定会見後のお食事会から“異変”が…

  3. 8
    ハリウッドはアフガニスタンをどう描いてきたか?「ランボー3」でタリバンは味方だった

    ハリウッドはアフガニスタンをどう描いてきたか?「ランボー3」でタリバンは味方だった

  4. 9
    教員同士が男子生徒の裸動画を交換…自宅から児童ポルノ1万8000点発見の“世も末”

    教員同士が男子生徒の裸動画を交換…自宅から児童ポルノ1万8000点発見の“世も末”

  5. 10
    前田敦子の泥酔騒動…話題の“個室合コン現場”は凄かった

    前田敦子の泥酔騒動…話題の“個室合コン現場”は凄かった