水谷和子
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水谷和子

2009年から豊洲市場汚染地購入賠償請求裁判に原告参加。最新著は「築地移転の謎 なぜ汚染地なのか」(花伝社)。

「最後はカネ」であっさり片づけた 石原知事のツルの一声

公開日: 更新日:

 頓挫した臨海開発の尻拭いに築地市場再整備の積立金2400億円を流用し、「豊洲ありき」の移転計画と築地跡地売却のセットで穴埋めする――当時の市場長から就任直後に説明を受けてから3カ月。ついに石原慎太郎都知事が決断します。

 開示請求して入手した1999年8月10日付の「Gブリ資料」。Gは「Governor=知事」の略で、知事へのブリーフィングを指す都庁用語です。市場当局の作成で「築地市場の再整備について」と題し、A4用紙7枚に「現地再整備」と「豊洲移転」の課題をまとめてあります。この際の石原氏の発言記録は同年8月13日付の「Gブリ概要」に残っていました。

〈移すだけの話。多摩の方に行くわけじゃないんだよな〉〈移転の場合、豊洲はいつ頃から工事に入る予定か〉〈いまのアクセスではだめだろ。この地区だけ環2を早くつくればいいのでは〉

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