水谷和子
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水谷和子

2009年から豊洲市場汚染地購入賠償請求裁判に原告参加。最新著は「築地移転の謎 なぜ汚染地なのか」(花伝社)。

174個の段ボール箱から見つけた「新たなるウソの証拠」

公開日:

 小池都知事が「築地・豊洲両市場の両立」という方針をようやく打ち出しましたが、そもそも築地市場はなぜ、あの好立地からの移転を迫られたのか。1986年に東京都は現地での施設再整備を決定。91年から営業を続けながら改築工事を進めていたにもかかわらずです。

 工事が止まったのは、96年のこと。すでに再整備に400億円がつぎ込まれていました。中断の理由は次の通りです。

 当初2380億円で予定された費用を再試算すると、3400億円にも膨らみ、工期も14年の予定が20年以上に延びる。場内に「種地」がなくて営業を続けながらのローリング工事を進めるのに、業界の調整は困難――。ところが、その後20年間、築地の業者さんたちを縛り続けた「再整備は不可能」とするストーリーが、実は単なるデッチ上げである疑いが濃厚になってきたのです。

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