山田英生
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山田英生ライター・編集者

1968年生まれ。夕刊紙、週刊誌の記者を経て、フリーに。現在、週刊誌「アサヒ芸能」を中心に暴力団ものを取材、執筆。共著に「『暴力団壊滅』論 ヤクザ排除社会の行方」(筑摩書房)

「大家族主義」を徹底 組員の子供には自転車の入学祝い

公開日: 更新日:

 組織のために体を張った組員を何より重んじる気風は末端にまで行き渡っている。冬場でも薄手のセーター姿で本部周辺を警備する若い衆を見かける。「務め(懲役)に比べれば大したことではない」という士気ゆえだという。

 一般施設を利用できない組員のために、本部事務所内にスポーツ施設まで完備していると伝えられるのも、髙山若頭の「大家族主義」ゆえだろう。敵と身内を峻別し、身内を手厚く遇する。論功行賞においても躊躇しない。それなくして、ヒットマンの輩出はもとより、軍事組織の統率は成り立たない。前出の地元の企業経営者が言う。

「本部事務所の近くの自転車店から聞いた話ですが、かつては毎年春の入学シーズンになると、弘道会から大量の子供用自転車の注文が入ったそうなんです。組員の子弟の入学祝いだったそうで、なんとも家族的だなあと感じ入ったものです。そうそう、髙山さんのファンが集まるカタギ会の席でも髙山さんは冗談好きで笑顔を絶やさない人。一緒に団体旅行に行く仲でしたが、さすがに今は遠慮しています」

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