ダル復帰は来年5月有力 “ノースロー”リハビリで視界良好

公開日: 更新日:

 右肘のトミー・ジョン手術からの復活を目指すレンジャーズ・ダルビッシュ有(29)のリハビリが順調だ。

 ジョン・ダニエルズGMが9日(日本時間10日)に明らかにしたところによれば、予定通り来年5月半ばにはメジャーに復帰できる見込み。現在、本拠地のあるテキサス州アーリントンで汗を流しているダルは近日中に日本へ帰国予定。日本滞在中の6~7週間はノースロー調整を行い、投球練習再開は来年1月の再渡米後になるという。

 最近、同手術を受けた投手がノースローでリハビリを行うケースは珍しくない。肘を休めることもリハビリになるとみられているからだ。そうやってノースローを取り入れたり、1年半といわれるリハビリ期間を2年に延ばしたりすることによって、手術前より投球が安定することもある。

 今季13勝(8敗)をマークしてワールドシリーズ進出に貢献したメッツのマット・ハービー(26)は、一昨年10月にトミー・ジョン手術を受けた。18カ月に及んだリハビリ期間中、投球練習を再開してから2カ月近くマウンドを離れた時期もあったそうだ。ハービーは「球を投げない期間が長かったことが良かった」と振り返っている。

 術後の経過には個人差があるとはいえ、来季のダルは万全な状態でマウンドに戻れる可能性が高い。

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  2. 2

    11歳差、バイセクシュアルを公言…二階堂ふみがカズレーザーにベタ惚れした理由

  3. 3

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 4

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  5. 5

    二階堂ふみと電撃婚したカズレーザーの超個性派言行録…「頑張らない」をモットーに年間200冊を読破

  1. 6

    開星(島根)野々村直通監督「グラウンドで倒れたら本望?そういうのはない。子供にも失礼ですから」

  2. 7

    最速158キロ健大高崎・石垣元気を独占直撃!「最も関心があるプロ球団はどこですか?」

  3. 8

    風間俊介の“きゅるるん瞳”、庄司浩平人気もうなぎ上り!《BL苦手》も虜にするテレ東深夜ドラマの“沼り力”

  4. 9

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  5. 10

    山下美夢有が「素人ゴルファー」の父親の教えでメジャータイトルを取れたワケ