シニアGPデビュー本田真凜 “ぶっつけ本番”で10位出遅れ
フィギュアスケートのグランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ(レジャイナ)が26日(日本時間27日)に開幕。
GPシリーズデビューとなった本田真凜(16)は女子ショートプログラム(SP)で52.60点の10位。初日は出遅れた。
今大会は高得点を狙って、昨年の世界ジュニア選手権から演技構成を変更。冒頭にルッツ―トーループの3回転ジャンプ、後半は3回転フリップ、ダブルアクセルを取り入れた。いずれも昨季の構成より高い難度だ。
今季開幕直前の8月下旬には突然、「すてきな音楽に出合った」とSPで使用する曲を「ザ・ギビング」に変更。振り付けも変え、今大会に向けて急ごしらえで新しい演技の習得に励んできた本田は「いつも試合では、ぶっつけで構成が違うので自分でも(成功するか)分からない」と不安を隠さなかった。
出たとこ勝負で臨んだシニアGPの大舞台。世界のトップスケーターを相手に、安定した滑りを披露できなかった。