「巨人の4番」今季は何人?「歴代7位505試合」の阿部監督は《我慢して使うことができないかも》とOB

公開日: 更新日:

「4番に入るとホームランを打たなきゃいけないって思うのかな。なんかみんな振りが大きくなっちゃうよね」

 巨人阿部慎之助監督のセリフだ。

 岡本和真が左肘の靱帯損傷で離脱。絶対的主砲の代わりがそう簡単に見つかるはずもなく、まずは3番の吉川尚輝を昇格させてみたものの、2試合で7打数無安打と結果が出なかった。それならば、と直近3戦で10打数5安打と好調だったキャベッジを抜擢したが、4番初戦となった10日のヤクルト戦は4打数無安打2三振。昨11日も4打数1安打2三振でヒット1本のみに終わった。

「吉川が第92代でキャベッジが93代。いまだ4番を特別視するのは巨人だけですが、意識しているのは選手より、使う側の首脳陣でしょう。阿部監督は自らも歴代7位の505試合で4番を打っただけに、我慢して使うことができないのかもしれない。岡本の離脱で緊急昇格した坂本勇人は本来の状態には程遠く、現状のメンバーを見渡しても候補は甲斐拓也くらいなのが現実ですが、キャベッジがパッとしないようなら、次を考えるのではないか」(巨人OB)

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  2. 2

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  3. 3

    ドジャース佐々木朗希もようやく危機感…ロッテ時代の逃げ癖、図々しさは通用しないと身に染みた?

  4. 4

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  5. 5

    吉沢亮「国宝」150億円突破も手放しで喜べない…堺雅人“半沢直樹ブーム”と似て非なるギャラ高騰の行方

  1. 6

    「SIAM SHADE」DAITAがメンバー4人を提訴報道…人気バンドを巡る金銭問題と、「GLAY」は別格のワケ

  2. 7

    日本ハム最年長レジェンド宮西尚生も“完オチ”…ますます破壊力増す「新庄のDM」

  3. 8

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  4. 9

    ドジャース佐々木朗希にリリーバーとしての“重大欠陥”…大谷とは真逆の「自己チューぶり」が焦点に

  5. 10

    《あの方のこと?》ラルクhydeの「太っていくロックアーティストになりたくない」発言が物議