5年以内に箱根経験者から2時間3分台の記録が生まれ、世回大会で優勝争いする日本人選手が出てきます
日刊ゲンダイ読者の皆さま、お久しぶりです! 1カ月ぶりの「マンスリー大作戦」は、前回の「身体能力の高い少年が陸上を選んでほしい」の続きから──。
日本社会全体のシリアスな問題ですが、全国をまわりながら「少子化」が進行していることを痛感させられます。そんな中、身体能力の高い少年が野球やサッカーではなく、駅伝やマラソンを走ってくれたら、と強く願っています。私個人の話に少々お付き合いを。
小学校時代、三角ベースやソフトボールに熱中しました。ソフトでは「エースで4番」を任されていました。
中学に進学する際、仲間の大半は野球部に入りました。でも、私は実家近くがコースだった「中国駅伝」を家族で見に行くうちに「世羅高で高校駅伝に優勝する!」という思いが湧き上がり、中学では迷わずに陸上部の門を叩きました。
ちなみにプロ野球は広島の大ファン。関東での生活も長くなって巨人も好きです。サッカーは出身地のJ1広島、住まいのあるJ1町田を応援しています。野球小僧だった私のように「中学で陸上部を選ぶ」少年をどう増やすか? どうすれば陸上を魅力あるものにできるのか? 不断の努力を続けていきます。