“世界の山根”圧力騒動 東福岡の暴行問題で監督処分を撤回

公開日: 更新日:

 福岡県の私立東福岡高校が21日、ボクシング部の40代の前監督が暴力問題を起こしていたことを明らかにした。

 同校によると、前監督は2015年7月、福岡市の飲食店の女性従業員の腹部を複数回殴ったという。県ボクシング連盟は「指導者にあるまじき行為」として16年3月に前監督をいったん除名処分としたが、日本ボクシング連盟からの要請を受けて処分を撤回。当時日本ボクシング連盟会長だった山根明氏から「圧力」があったとみられる。

 山根氏は、「(前監督の処分について)関係していない」と話しているという。

 暴力問題を起こした前監督は昨年、県の新人競技大会に無資格の選手6人を登録したとして、無期限の謹慎処分となっている。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    これぞ維新クオリティー!「定数削減法案」絶望的で党は“錯乱状態”…チンピラ度も増し増し

  3. 3

    「おこめ券」迫られる軌道修正…自治体首長から強烈批判、鈴木農相の地元山形も「NO」突き付け

  4. 4

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  5. 5

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  1. 6

    12月でも被害・出没続々…クマが冬眠できない事情と、する必要がなくなった理由

  2. 7

    やはり進次郎氏は「防衛相」不適格…レーダー照射めぐる中国との反論合戦に「プロ意識欠如」と識者バッサリ

  3. 8

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  4. 9

    黄川田地方創生相が高市政権の“弱点”に急浮上…予算委でグダグダ答弁連発、突如ニヤつく超KYぶり

  5. 10

    2025年のヒロイン今田美桜&河合優実の「あんぱん」人気コンビに暗雲…来年の活躍危惧の見通しも