ドラフト直前にスカウト“駆け込み視察” 12球団が頭を悩ませる「大学生の評価」

公開日: 更新日:

 4日、阪神大学野球リーグの関西国際大対大阪体育大戦に、12球団40人以上のスカウトが大挙。ヤクルト小川GMら幹部クラスも訪れ、ドラフト上位候補の関西国際大・翁田大勢(4年)投手に熱視線を送った。

【写真】この記事の関連写真を見る(19枚)

 昨年の目玉候補だった佐藤輝明(近大→阪神)の関西学生秋季リーグ初戦(9月)は12球団23人。これを上回る大人数が集まったのは、何も佐藤輝以上の逸材がいるからではない。1日に緊急事態宣言が解除されたことで、スカウトの阪神リーグ視察が今年初めて解禁されたからだ。

 コロナの感染拡大により、スカウト活動は制約を受けている。

 高校生は、進路決定に配慮する高野連の方針で、無観客試合でも1球団2~3人の視察を許可した。

 一方の大学生は、大学や各連盟の厳重なコロナ対策により、練習や試合の視察がかなわなかったケースもある。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  2. 2

    国民民主党の支持率ダダ下がりが止まらない…ついに野党第4党に転落、共産党にも抜かれそうな気配

  3. 3

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  4. 4

    来秋ドラ1候補の高校BIG3は「全員直メジャー」の可能性…日本プロ野球経由は“遠回り”の認識広がる

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  3. 8

    脆弱株価、利上げ報道で急落…これが高市経済無策への市場の反応だ

  4. 9

    「東京電力HD」はいまこそ仕掛けのタイミング 無配でも成長力が期待できる

  5. 10

    日本人選手で初めてサングラスとリストバンドを着用した、陰のファッションリーダー