巨人開幕戦を先発&抑えが新助っ人頼みで落とし…原監督“投手使い倒し暴走”は時間の問題

公開日: 更新日:

 巨人が中日との開幕戦で痛恨の逆転負けを食らった。

 1点リードで迎えた九回。マウンドには守護神の大勢(23)ではなく、新助っ人のヨアン・ロペス(30=前メッツ)が向かった。しかし、1死二、三塁のピンチを招いて降板。中日に逆転され、開幕戦を落とした。原辰徳監督(64)は「大勢? 今日はマウンドに上げる状態ではなかったということ」と説明した。

【写真】この記事の関連写真を見る(25枚)

 球団史上初めて新外国人で開幕投手を務めたタイラー・ビーディ(29=前パイレーツ)は6回2失点。大事な開幕投手と1点差の最終回を未知数の新助っ人に任せなければならないところに、苦しい台所事情が表れる。巨人OBがこう言う。

「はっきり言ってこの投手陣では、原監督がいつ暴走を始めるか心配。昨年は投手チーフコーチとして原監督のストッパーになっていた桑田(現ファーム総監督)が今年はいない。いい投手を使い倒す傾向のある原監督を止められる人が、周辺に見当たらないからです」

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    高画質は必要ない? 民放各社が撤退検討と報じられた「BS4K」はなぜ失敗したのですか?

  2. 2

    気温50度の灼熱キャンプなのに「寒い」…中村武志さんは「死ぬかもしれん」と言った 

  3. 3

    広陵暴力問題の闇…名門大学の推薦取り消し相次ぎ、中井監督の母校・大商大が「落ち穂拾い」

  4. 4

    巨人阿部監督はたった1年で崖っぷち…阪神と藤川監督にクビを飛ばされる3人の監督

  5. 5

    (4)指揮官が密かに温める虎戦士「クビ切りリスト」…井上広大ら中堅どころ3人、ベテラン2人が対象か

  1. 6

    U18日本代表がパナマ撃破で決勝進出!やっぱり横浜高はスゴかった

  2. 7

    日本ハム・レイエスはどれだけ打っても「メジャー復帰絶望」のワケ

  3. 8

    志村けんさん急逝から5年で豪邸やロールス・ロイスを次々処分も…フジテレビ問題でも際立つ偉大さ

  4. 9

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  5. 10

    (2)事実上の「全権監督」として年上コーチを捻じ伏せた…セVでも今オフコーチ陣の首筋は寒い