今年のドラフトは大学生・社会人が豊作といわれるが…そんな時こそ高校生が狙い目な理由

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 今年は大学生・社会人投手が例年になく豊作といわれる。ドラフト上位指名の大半は彼らで埋まると、もっぱらだ。

 大学4年と社会人の投手で、直球の最速150キロをマークする選手は100人超。153キロ以上に絞っても、確認できる限りで31人(左腕5人)もいる。

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 各球団がこぞって大学、社会人に群がりそうなら、こういうときこそ高校生に目を向けるべきではないか。

 セ・リーグのあるスカウトがこう言うのだ。 

「ウチもチーム事情があるから大卒組を指名することになりそうですが、個人的には高校生が狙い目ではないかと。近頃は『大卒=即戦力』とは言い切れなくなってきています。ルーキーイヤーから大活躍する大卒ドラフト上位選手は年に1人いるかいないか。しかも、コロナ直撃世代ということもあり、とにかく体力がない。どうせ戦力になるまで数年かかるのなら、ポテンシャルを秘めた有望な高校生を一本釣りしてじっくり育てる方が、ゆくゆく戦力になる確率も高いと思う」

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