「株高時代の『お金の教養』」菅下清廣著
デフレが長く続き、銀行に貯金をしても増える気配のない今、自分を守るために必要なのは、お金の教養だという。
「食べる」「映画を見る」など自分が楽しいと感じ、ためになることに使うようにすれば、それは自分への投資となり、同時に締めるべきポイントも見えてくる。
節約を気を付けている人も多いが、冷暖房費はケチってはいけない。数十円、数百円浮かせても風邪をひけば治療費のほうが上回り、結局のところ無駄な支払いをすることになるからだ。
その他、セミナーや勉強会には身銭を切れ、新聞・雑誌は「つくられた記事」より「インタビュー記事」を読めなど、時代を察知する感性とお金に対する教養を高める術を伝授する。
(KADOKAWA 1400円+税)