ジャニタレ頼み卒業!? 秋ドラマ不発で「日本のドラマ」がひと皮むける

公開日: 更新日:

<いつまでもジャニタレ頼みじゃ…>

 早くも結果が見えてきた今年の秋ドラマ戦線。初回視聴率が20%を超えた米倉涼子主演「Doctor―X」と、堺雅人主演「リーガルハイ」のワン・ツーで、ほぼ決まりだろう。

「いやいや、キムタク主演の『安堂ロイド』は、『シベリア超特急』(水野晴郎監督)のようなカルト的な人気が広がりつつあります」(テレビ局関係者)

 それがキムタクの本意かどうかはさておき、どうもパッとしないドラマが多いのに、一部の制作スタッフからは「むしろこれでよかった」なんて声が聞こえてくる。

ジャニーズのタレントが主演したドラマが、ことごとく不発なんです。ジャニタレ頼みじゃもう無理だって、上もさすがに目が覚めるでしょ」
 と話すのは、お台場の在京キー局スタッフ。

 2回目で視聴率が急降下したキムタクしかり、同じSMAPの草なぎ剛主演「独身貴族」と、長瀬智也の「クロコーチ」は10%台ちょぼちょぼ。錦戸亮の「陰陽屋へようこそ」と、亀梨和也の「東京バンドワゴン」なんて1ケタだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  2. 2

    安青錦の大関昇進めぐり「賛成」「反対」真っ二つ…苦手の横綱・大の里に善戦したと思いきや

  3. 3

    99年シーズン途中で極度の不振…典型的ゴマすりコーチとの闘争

  4. 4

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  5. 5

    日銀を脅し、税調を仕切り…タガが外れた経済対策21兆円は「ただのバラマキ」

  1. 6

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  2. 7

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  3. 8

    林芳正総務相「政治とカネ」問題で狭まる包囲網…地方議員複数が名前出しコメントの大ダメージ

  4. 9

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  5. 10

    角界が懸念する史上初の「大関ゼロ危機」…安青錦の昇進にはかえって追い風に?