会見はメディアを制限…板東英二、涙の謝罪は“猿芝居”

公開日: 更新日:

<雲隠れ10カ月は「カミソリ後藤田」の教え?>

 昨年12月に個人事務所が約7500万円の申告漏れを指摘され、芸能活動を休業していた板東英二(73)が10日、大阪市内のホテルで記者会見を開いた。「ごめんなさい」と頭を下げたが、脱税発覚から10カ月間にわたりマスコミの目を避け“雲隠れ”。「もっと早く謝罪できたのでは?」という報道陣の問いかけに対して、猿芝居を繰り広げた。

 そもそも、この日の会見は板東サイドが「OK」したメディアにしか案内を出しておらず、会見情報をキャッチしたメディアが大阪まで“押しかけ取材”。メディアを制限するということ自体が反省の色ゼロ。その上、「(脱税の)記事が出たのが昨年の暮れで、悶々としている間に(プロ野球の)キャンプの便りが聞こえるようになりました。野球を小さいときから一生懸命やって職業としてもプロ野球に身を置いて、僕の体の中には野球という精神が今も宿っています。修正申告したという、こんなことで選手の記事の1ページのどこかに私の記事が載るのは、本当に恥ずかしいし許せない。僕に流れている野球の血というものが……」などと珍妙な言い訳に終始。大体、板東の記事が載るとしたらプロ野球面ではなく、芸能面。「野球のせい」で会見できなかったとは笑止千万である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  2. 2

    帝釈天から始まる「TOKYOタクシー」は「男はつらいよ」ファンが歩んだ歴史をかみしめる作品

  3. 3

    西武にとってエース今井達也の放出は「厄介払い」の側面も…損得勘定的にも今オフが“売り時”だった

  4. 4

    高市政権の物価高対策はもう“手遅れ”…日銀「12月利上げ」でも円安・インフレ抑制は望み薄

  5. 5

    立川志らく、山里亮太、杉村太蔵が…テレビが高市首相をこぞってヨイショするイヤ~な時代

  1. 6

    (5)「名古屋-品川」開通は2040年代半ば…「大阪延伸」は今世紀絶望

  2. 7

    森七菜の出演作にハズレなし! 岡山天音「ひらやすみ」で《ダサめの美大生》好演&評価爆上がり

  3. 8

    小池都知事が定例会見で“都税収奪”にブチ切れた! 高市官邸とのバトル激化必至

  4. 9

    西武の生え抜き源田&外崎が崖っぷち…FA補強連発で「出番減少は避けられない」の見立て

  5. 10

    匂わせか、偶然か…Travis Japan松田元太と前田敦子の《お揃い》疑惑にファンがザワつく微妙なワケ