国分太一も朝の顔…ジャニーズ司会急増の裏に「高齢化」問題

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■「アイドルだけじゃ食えない」

 TOKIOの国分太一(39)が来春から「はなまるマーケット」(TBS)の後継番組の司会に起用されることが明らかになった。内容は情報バラエティーで、月曜から金曜までの生番組。TBSの“朝の顔”になる。

 国分に限らず、ここ数年、ジャニーズ事務所のタレントが報道、情報、スポーツ番組のキャスター業に参入するケースが相次いでいる。

「KAT―TUN」の亀梨和也(27)は「Going!」(日本テレビ)などでスポーツキャスターを。先日は「NEWS」の小山慶一郎(29)が来年1月から夕方の報道番組「news every.」(日テレ)の午後4時台のメーンキャスターに就任することが明らかになった。

 報道やスポーツの現場に、こんなにアイドルが進出してきたら、本職の司会者やアナウンサーのみならず、元スポーツ選手のキャスターも、お飯(まんま)の食い上げである。ウラにはどんな事情があるのか。テレビ関係者がこう語る。

「ジャニーズとはいえ、もはやアイドル一本で食える時代じゃありません。SMAPが先鞭(せんべん)をつけて俳優や司会、そしてお笑いにまで進出したように、今はジャニーズもマルチタレント化が求められている。もうひとつの理由は高齢化。国分も来年で40歳。いつまでも体を張った番組は厳しい。事務所の政治力が生かせるうちに帯番組の司会に就けば向こう数年は仕事の心配がない。生番組の司会は大変ですが、年間のギャラは1億円近いし、うまくハマればジャニーズの先輩の薬丸のように10年以上の活躍も見込めます」

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