「はなまる」打ち切り 薬丸先輩に“引導”を渡したイノッチの実力

公開日: 更新日:

 17年間続いた朝の長寿番組「はなまるマーケット」(TBS)が、来年3月で終了する。

 女優の岡江久美子(57)と、元「シブがき隊」の薬丸裕英(47)が司会を務め、主婦向け情報番組として支持を集めてきたが、最近は視聴率が2~3%台に低迷していた。

「3年前から同じ時間帯でスタートしたNHKの情報番組『あさイチ』に押されっぱなしだったんです」(TBS関係者)

 NHKの有働由美子アナ(44)と、「V6」の井ノ原快彦(37)が司会を務めるあさイチは、コンスタントに2ケタ視聴率をマーク。井ノ原は、図らずもジャニーズの元先輩に“引導”を渡した格好だ。

 それぐらい井ノ原の評判は右肩上がりといっていい。07年に結婚した女優の瀬戸朝香(36)との間に3歳の長男がいて、年内には第2子が生まれる予定。

 もともと親しみやすい家庭的な雰囲気に加え、ジャニーズでは数少ない“パパタレ”として、年配の視聴者からも支持されている。

「ボケ役だけでなく、ゲストに突っ込んだ質問をしたり、鋭いコメントを連発するなどして、視聴者はもちろん、スタッフの間でも株が急上昇している。いまや井ノ原は、NHKのVIPリストに名前が載っているといわれるほど評価されています。あさイチが好調なのは、有働アナの手腕だけじゃない」(在京キー局スタッフ)

 あさイチだけでなく、NHKの看板音楽番組や民放のバラエティー、情報番組の司会を任されることが増えてきたのも、実力を評価されているからだろう。

「SMAP」の中居正広(41)を追い落とす日も近い?

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」