韓国でも活躍の笛木優子「誕生日会で部屋がメチャクチャ…」

公開日: 更新日:

 その手話に合わせて流れるナレーションの声がとってもステキだったからでしょう。もともと家族ではない脇役だったんですが、キム・ジェウォンさんとの絡みばかりが盛り上がってしまい、2人のシーンがどんどん増えて……。

 韓国ドラマの作られ方は、良くも悪くもサバイバルで、もともと主役級の人でも演技がいまひとつだったり、視聴者の反応が良くないと、すぐに死んじゃったり、病気になったりして役を小さくされちゃうんです。逆に反応が良ければ、シーンが増えたり放映期間も長くなるんです。「わが家」も初めは3カ月の予定だったんですが、結局6カ月続きました。

 韓国の作家さんは、オンエアされたあと視聴者の反応を見てから次の回のシナリオを書くんです。だから結末は誰にも分からない!いつ殺されちゃうかもしれないんです!

 でも、だから面白いドラマができるんでしょうね。視聴者のためのドラマなんです。逆に役作りという点では結末が分からないとやりにくいんですけどね。直前までふっくらしていたのに急に病人にされちゃったり!

 ドラマに限らず、韓国では、ストレートなコミュニケーションがとても良いことなんです。日本のように遠回しに言う、とか、オブラートに包むなんてことはしません。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  2. 2

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  3. 3

    NHK「昭和16年夏の敗戦」は見ごたえあり 今年は戦争特別番組が盛りだくさん

  4. 4

    市船橋(千葉)海上監督に聞く「高校完全無償化で公立校の受難はますます加速しませんか?」

  5. 5

    綾瀬はるか3年ぶり主演ドラマ「ひとりでしにたい」“不発”で迎えた曲がり角…女優として今後どうする?

  1. 6

    プロ志望の健大高崎・佐藤龍月が左肘手術経てカムバック「下位指名でものし上がる覚悟」

  2. 7

    中山美穂「香典トラブル」で図らずも露呈した「妹・忍」をめぐる“芸能界のドンの圧力”

  3. 8

    石破首相が「企業・団体献金」見直しで豹変したウラ…独断で立憲との協議に自民党内から反発

  4. 9

    長渕剛がイベント会社に破産申し立て…相次ぐ不運とトラブル相手の元女優アカウント削除で心配な近況

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希“ゴリ押し”ローテ復帰が生む火種…弾き出される投手は堪ったもんじゃない