「ウルフ・オブ・ウォールストリート」マーティン・スコセッシ監督

公開日: 更新日:

「確かに悪漢で、気分を害すようなことも平気でやるんだけど、悪魔がほほ笑みかけてくるというか、邪悪な行いには魅力があってね。でも『タクシードライバー』のデ・ニーロらもそうだけど、行いは悪くても、状況がそうさせているだけで、人としてはそれほど悪いヤツじゃないんだ。だから、見てもらっても、そう嫌いにはならなかったんじゃないかな。その辺りが人間の人間らしさ、面白さなんだと思う」

――約3時間ある今作もそうですが、大作をコンスタントに発表し続けるパワーの源は何ですか?

「もちろん体力は衰えていて、毎回挑戦の連続なんだけど、ともに映画作りをする役者たちがイカれた情熱家ばかりで、彼らからエナジーをもらっているのかも知れない。先ほども言ったけど、14歳の娘の存在も大きくてね。結婚は初めてじゃなく、他に娘もいるんだけど、共に暮らし、育てていくのは初めてでとても新鮮なんだ」

■次回作は遠藤周作原作「沈黙」

――映画作りの魅力は何ですか?

「よくわからないけど、表現するのが好きなんだ。映画以外で表現する方法を知らないし、他にやりたいことも浮かばない。仕事としてやらなければならないことでもあるけど、何もないところから物語を作り、映像になって人物が動き出すというのは、とてもファニーなんだよ。今も2つプロジェクトがあってね。遠藤周作の『沈黙』はキャスティングの段階で、年内に撮り始めるつもりだ」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  3. 3

    熊谷真実、熊田曜子…当たり前の常識を知らない芸能人の言動が炎上を誘発

  4. 4

    「エプスタイン文書」名前記載日本人のジャニーズ“顧問歴”が波紋…ファンの擁護と芸能界に広がる影響

  5. 5

    「ウルトラセブン」アマギ隊員古谷敏さんは82歳「人生、今が一番、充実していますね」

  1. 6

    愛子さまの将来に影響を与える高市政権「皇室典範改正案」66歳の誕生日を迎えた天皇陛下は…

  2. 7

    4月からフリー転身の岩田絵里奈アナに立ちはだかる 「日テレ出身」の不吉なジンクス

  3. 8

    MEGUMIは令和ロマンくるまと熱愛発覚&ネトフリ独占の快挙なのに…独身を嘆く元夫・降谷建志のダメ男ぶり

  4. 9

    宇多田ヒカルが「蕎麦屋」投稿批判に反論も再炎上 旧ジャニファンの“恨み”とユーザーが見過ごせなかった一言

  5. 10

    中井亜美フィーバーに芸能界オファー殺到…CM億超えも見据える「金のタマゴ」のタレント価値は

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「超ド級国民的アイドル」の熱愛はSnow Manの宮舘涼太!「めめじゃなかった…」ファンの悲喜こもごも

  2. 2

    “言い訳番長”高市首相の呆れた支離滅裂ぶり 1000万円カタログギフト配布で「政党支部の認識」を都合よく使い分け

  3. 3

    りくりゅうペア大逆転金メダルを呼んだ“かかあ天下” 木原龍一はリンク内外で三浦璃来を持ち上げていた

  4. 4

    【ザ・ベストテン】に沢田研二が出られなかった日は桑田佳祐が出てきた日

  5. 5

    「ウルトラセブン」アマギ隊員古谷敏さんは82歳「人生、今が一番、充実していますね」

  1. 6

    【ヤクルト】故障ラッシュで離脱13名、池山監督も球団も「若手を育てるしかない」と覚悟を決めた

  2. 7

    高市外交は「二重苦」の真っただ中…チャイナリスクとトランプ関税問題で削がれる日本の国益

  3. 8

    フィギュアりくりゅうペアらに新たな試練 ロシア製“鉄の女”が目論む2030年仏アルプス五輪の大逆襲

  4. 9

    大谷翔平が名古屋に上陸! 愛知県警大動員の“超厳戒態勢”でWBC狂騒曲が始まった

  5. 10

    MEGUMIは令和ロマンくるまと熱愛発覚&ネトフリ独占の快挙なのに…独身を嘆く元夫・降谷建志のダメ男ぶり