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鎮目博道テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人

テレビプロデューサー、コラムニスト、顔ハメ旅人。テレビ朝日で社会部記者を経て、報道・情報系を中心に番組ディレクター、プロデューサーを務め、ABEMAの立ち上げに参画。2019年8月に独立。近著に『アクセス、登録が劇的に増える!「動画制作」プロの仕掛け52』(日本実業出版社)、『腐ったテレビに誰がした? 「中の人」による検証と考察』(光文社)、メディアリテラシーについての絵本『それウソかもよ? うちゅうじんがやってき た!のまき

2026年お正月でおもしろかった特番はありましたか?

公開日: 更新日:

 いやー、全般的には「いつもと変わらないマンネリ」でしたよね。例によって『芸能人格付けチェック』がまあまあで、「箱根駅伝」のポメラニアン乱入で驚いて……そして『クイズ$ミリオネア』は予想通りイマイチで…あ、『有吉弘行の超なるほど!ザ・ワールド』は予想より面白かったです。やっぱ『なるほど』みたいな番組には直球勝負の「発見」があるから面白いんだなと再認識しました。あと、『マツコの知らない世界新春SP』の坂東玉三郎さんのお話は面白かったですね。歌舞伎のお話も深かったし、マツコさんが玉三郎さんにガンガン攻め込まれている感じがステキでした。

 今回の正月特番の中で、個人的に一番刺さったのは、テレビ東京さんの不思議な番組です。1月3日の23:30からやっていた『安村、雪山を登る』という番組なのですが、とにかく荒削りでむちゃくちゃだったのですけど、引き込まれてしまいましたね。

 どんな番組なのか概要をざっくり説明しますと、テレビ東京入社2年目かなんかの「東大首席卒業」だという若手ディレクターが出したむちゃくちゃな企画がなぜだか通ってしまったという感じの番組で、ファーストカットから大雪原のど真ん中にパンツ一丁で放り出されたとにかく明るい安村が、寒い寒いと震えながらマジでやばそうな長野の雪山にガチで登山させられるわけです。お金は1円も使っちゃいけないということで、雪の長野県内をパンツ一丁で彷徨(さまよ)いながら「服をください」とお願いしてまわり、登山できる服と登山道具を人の善意だけに頼って揃えて登山、という「一歩間違えば炎上間違いなし」な感じのスレスレのチャレンジ企画なんですよね。

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