著者のコラム一覧
秋山香乃

1968年、福岡県生まれ。「歳三 往きてまた」で作家デビュー。主な著書に「晋作蒼き烈日」「漢方医・有安 波紋」「群雲に舞う鷹」「氏真、寂たり」「無間繚乱」などがある。

(5)暇をみつけて続けた研ぎの作業

公開日: 更新日:
イラスト・チユキクレア

 千沙は目を見開いた。「半端もん」となじられたからではない。

(この人って……こんなに口をきくんだ)

 新次が自分に向かってこれほど一度に言葉を重ねるのを、夫婦になってからはじめて耳にした気がした。

(それがこんな……お父つぁんとおっ母さんが続けざまに亡くなって… 

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【連載】江戸おんな職人余録 第一弾「半端もん」

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