血液検査でわかる「健康長寿指標」とは? 筋肉、骨、肌にも関係
明けましておめでとうございます。今年は昨年以上に肝臓の健康が注目されそうです。肝臓こそ健康長寿を実現するカギになる臓器だということが分かってきたからです。
たとえば「脂肪肝」。これまで「たいしたことない病気」のように扱われてきましたが、じつは「糖尿病や動脈硬化などを招く重大な病気」であることを昨年もこの連載でお話ししてきました。今年も、肝臓専門医として46年間、患者さんに接してきた経験から学んだアッと驚くような事実、すぐに役に立つ肝臓のケアなどをお届けいたします。
第1弾は、肝臓でつくられるタンパク質「アルブミン」についてです。年をとると、「元気や活力にかげりが見えてきて当然」と諦めてしまう人を見かけます。しかし、「自分がどれくらい元気なのか、弱ってきたのか」は、自分自身ではなかなか気づかないもの。じつは健康診断の血液検査を見れば、「自分の元気度がどれくらいか」を客観的につかむことができるのです。
その「元気度」の指標となる検査項目が「アルブミン」です。
健診の血液検査の項目に入っているのですが、不思議なことにあまり知られていません。ご自分の栄養状態を知るうえでとても大切な検査であるばかりか、肝臓の機能が正常に働いているかも分かるすぐれものです。今年はアルブミン値にぜひ注目していただきたいものです。


















