タブーを大々的に 「3・11」特集で異彩放った「報道ステーション」

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 3月11日ごろには震災をあつかったニュースや特番は内容が似通っていた。たとえば「“大震災を忘れない”遺族たちの3年の記録」「“あの日”生まれた命 津波の中の出産ドラマ」(NHKスペシャル)と、切実な内容とはいえ被災者の頑張りを見せて視聴者を感動させるドキュメントだ。NHKはいいほうで、民放は被災地をリポートし、「復興にはまだ遠いのが現実です」という一言で締めくくるパターンばかり!

 そんな中、今でもネットで話題なのが11日の「報道ステーション」だ。他のニュースでは放射能を扱ってもせいぜい「シーベルトがいくつだ」「基準値以下か」「3・11からこれだけ漏れた」と数字的なことに終始する。人体にどういう被害が出ているのか伝えなければ、国民の恐怖心や危機感はゼロのままだ。

「報ステ」は「福島の33人の子供が甲状腺がんになっている」というタブー視されてる事実を大々的に特集! 甲状腺がんと診断された母親に古舘伊知郎氏自らインタビューし、さらにチェルノブイリとの比較や、がんの疑いのある子供への福島県立医大の対応についてもキッチリ苦言を呈した。

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