「ど根性ガエル」吉沢やすみさん 今は「遊び人とみられて…」

公開日: 更新日:

 吉沢さんは「少年ジャンプ」の草創期を支えた漫画家・貝塚ひろしのアシスタントを経て、70年、「ど根性ガエル」でデビューした。

■その後はガードマンや駅掃除をした時期も

「最初は読み切りの一作だったんです。でも、少年ジャンプの読者の人気投票でいきなり3位になって。1位が『男一匹ガキ大将』、2位が『ハレンチ学園』の時代です。で、3位だった『ど根性ガエル』はすぐに連載が決定しました」

 結局、連載は6年半続き、72年にはアニメ化された。

「連載6週目ごろからは人気が下降し、打ち切りにしようか、って話が出てたそうなんです。ボクは何も知らず、8週目くらいに当時、ボクが大好きだった吉沢京子さんを頭に描いて〈京子ちゃん〉って新しいキャラクターを登場させたところ、人気がじわじわ再燃してきた。ホント、これがなかったら、『ど根性ガエル』は終わったかもしれない。今にして思うと、ゾッとしますね」

 もっとも、その後は「ど根性ガエル」を超える作品に恵まれず、漫画から遠ざかり、デパートのガードマンや駅掃除をして糊口をしのいでいた時期もあった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    【広陵OB】今秋ドラフト候補が女子中学生への性犯罪容疑で逮捕…プロ、アマ球界への小さくない波紋

  2. 2

    横浜高では「100試合に1回」のプレーまで練習させてきた。たとえば…

  3. 3

    健大高崎158キロ右腕・石垣元気にスカウトはヤキモキ「無理して故障が一番怖い」

  4. 4

    中居正広氏「秘匿情報流出」への疑念と“ヤリモク飲み会”のおごり…通知書を巡りAさんと衝突か

  5. 5

    広陵・中井監督が語っていた「部員は全員家族」…今となっては“ブーメラン”な指導方針と哲学の数々

  1. 6

    前代未聞! 広陵途中辞退の根底に「甲子園至上主義」…それを助長するNHK、朝日、毎日の罪

  2. 7

    渡邊渚“初グラビア写真集”で「ひしゃげたバスト」大胆披露…評論家も思わず凝視

  3. 8

    中居正広氏は法廷バトルか、泣き寝入りか…「どちらも地獄」の“袋小路生活”と今後

  4. 9

    あいみょんもタトゥー発覚で炎上中、元欅坂46の長濱ねるも…日本人が受け入れられない理由

  5. 10

    あいみょん「タモリ倶楽部」“ラブホ特集”に登場の衝撃 飾らない本音に男性メロメロ!