小倉智昭&菊川怜 “不仲説”が飛ぶから面白い「とくダネ!」

公開日: 更新日:

 一見、こちらもぶっきらぼうな父、小倉智昭、その父になにかと反抗的な娘の菊川怜、それを温かく見守る姉、梅津弥英子アナ、いつまでも父を超えられない兄、笠井信輔アナといった疑似ファミリーとして捉えることもできる。しかし、この番組、決して仲良しファミリーには見えないところがミソだ。小倉と菊川の不仲説が定期的に飛び出すほどだから。

 19日の放送でも、菊川が番組を途中退席。原因は急性胃腸炎だそうだが、「小倉のイジメのせい!?」とすぐに盛り上がってしまう。まるで小倉が恐怖政治を敷いているような印象だが、番組を見ていると実はそうではないことがわかる。

 ほかの番組は仲良しごっこをやっているだけで本当に自分の意見を言えてるか怪しいが、「とくダネ」は小倉のイエスマンはおらず、好き勝手なことを自由に発言しているように見える。いくら気分が悪いからといって、番組を途中で退席する司会者はそうはいない。それをやらせているのも自由度の高い証拠? と思えてしまう。

 一時は視聴率も下がり気味だったが、ここにきて盛り返しているんだとか。だとすれば、疑似ファミリーの仲良しごっこがウザいと思っている視聴者が案外、多いのではないのか。

 菊川は1月にも番組を途中退席していて、今回が2度目。それで視聴率アップは皮肉だが、怜ちゃんが自由に振る舞ってこその「とくダネ」。アンチなれ合いのシンボリックな存在として、胃腸薬を飲みながらでも頑張って欲しい。
(コラムニスト桧山珠美)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    DeNA三浦監督まさかの退団劇の舞台裏 フロントの現場介入にウンザリ、「よく5年も我慢」の声

  2. 2

    2度目の離婚に踏み切った吉川ひなの壮絶半生…最初の夫IZAMとは"ままごと婚"と揶揄され「宗教2世」も告白

  3. 3

    なぜ「愛子天皇」ではダメなのか? 美智子さまが心情を吐露する出版物を準備中…と政界で話題

  4. 4

    鈴木紗理奈以外にもいた…あのちゃんが過去に口にしていた“キライな芸能人”の実名

  5. 5

    嵐が去る前に思い出す…あの頃の「松本潤」と「大野智」

  1. 6

    日本ハムがソフトBに8戦全敗の悲惨…崩壊投手陣が口にする「伏見寅威ロス」

  2. 7

    元サッカー日本代表・大津祐樹さんはビジネスでも成功 年商300億円の高級腕時計会社の社長に

  3. 8

    巨人桑田二軍監督の“排除”に「原前監督が動いた説」浮上…事実上のクビは必然だった

  4. 9

    DeNAビシエド電撃引退のウラとフロント批判殺到の必然《もうハマスタに行こうとは思わない》

  5. 10

    文科省「教育の政治的中立性」で波紋…なぜ森友学園がセーフで、同志社国際がアウトなのか?