水谷豊も不機嫌…最終回バッシングの嵐で4代目「相棒」白紙に

公開日: 更新日:

 まさか、ここまでバッシングされるとはテレビ朝日も驚いているのではないだろうか。

 3代目・相棒の成宮寛貴が卒業する「相棒シーズン13」がついに最終回を迎えた。注目された視聴率は20.3%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と文句のつけようのない結果だった。

「シーズン13の平均視聴率が17.4%。今シーズンの20%超えは実は初めてなんです。特に犯人が分かるラスト近くの分計は視聴率25%超えを叩き出した。最終回がいかに関心を集めたかが分かります」(関係者)

 ところが放送を終えてみると長年の「相棒」ファンから称賛どころか“がっかり”“つまらない”の大合唱が沸き起こったのだ。

 相棒の甲斐巡査部長(成宮)は右京警部(水谷豊)からスカウトという形で特命係に配属されタッグを組み、数々の難事件を解決してきた。最初は反発していた甲斐も右京の天才的ひらめきと行動力に心酔し、警察官として成長していく姿が描かれるなど、これまでの相棒シリーズとは一線を画す構成だった。ところが最終回はこの2年半の間に暴力団や犯罪者たちを次々と独自の正義感で制裁する「ダークナイト」と呼ばれる人物が甲斐だったと判明。しかも、甲斐の逮捕で上司である右京は「無期限停職処分」に……。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」