(4)書状は破棄すべしとの御命にて
「まずはこれをお読みいただきたく……」
弥宗太は挨拶もそこそこにふところから封書をとりだし、兵左衛門の膝元へ押しやった。由衣がとりあげて父に手渡す。
兵左衛門は一読、こめかみをひきつらせた。
「これはまことにご家老の……」
「ご貴殿は右筆をされておられ…
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