給付付き税額控除とベーシック・インカムで年金はどうなる?
「今年の流行語大賞は……“年金消滅”です!」
まだ3月に入ったばかりだというのに、気の早い話。だが、これはシニアという名の「回遊魚」たちにとっては、現実味を帯びてきている。
圧倒的多数を得た高市政権が投下した「食料品消費税0%」という極上のまき餌。シニアたちは「来年からエサがタダ同然か!」と色めき立つが、ちょっと待ってほしい。
その海面下では、新興勢力「チームみらい」と結託した巨大な定置網が、音もなく沈められているのだ。
彼らが狙う「給付付き税額控除」と「ベーシック・インカム(BI)」(最低限所得保証の一種)。AI失業者を救うセーフティーネットという大義名分の裏で、網の補修材(財源)にされるのは、シニアが長年荒波に耐えて積み上げてきた「年金」という名の脂だ。
「結局、もらえるエサは増えるのか、減るのか?」
ここで運命を分けるのが、網の「目合い(網目の大きさ)」である。
かつての「老後2000万円問題」と、今の「NISA枠1800万円」。この符合した数字こそが、シニアを選別する非情な基準値だ。















