「イマーシブ・フォート東京」が2月末で閉鎖…マーケティング企業「刀」が「ジャングリア沖縄」成否へ正念場

公開日: 更新日:

 東京・お台場のテーマパーク「イマーシブ・フォート東京」が2月末をもって閉鎖した。

 同施設は「没入型」をコンセプトとしており、キャラクターと会話できるなど、来場者が目の前で展開される物語の一員として没入できる点が特徴だった。

 USJ(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)を再建させたとされる森岡毅氏が率いるマーケティング企業、「刀」の関連会社が旧商業施設を活用し、2024年3月から運営していた。

 同施設の閉鎖について森岡氏は、「財務面を含め当初計画との大きな乖離が生じた」と公表しており、収益化に失敗した形だ。刀は22年6月期以降、赤字が続いており、24年6月期に約55億円の純損失、25年6月期に約13億円の純損失をそれぞれ計上した。

■「西武園ゆうえんち」の再生事業でも失敗

 刀は「西武園ゆうえんち」の再生事業でも失敗している。西武グループは17年から刀と協業し、支援を受けて21年に「西武園ゆうえんち」をリニューアルオープンさせた。昭和の街並みを模した「夕日の丘商店街」やゴジラのアトラクションなどを新設し、当初は話題性で客が集まった。しかし、一部報道によると現在の来客数は改装前と変わっていないようだ。

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