時代や人物を徹底理解…杏の大車輪を支える“読書と一人酒”

公開日: 更新日:

「ごちそうさん」以後の活躍ぶりを見れば、ナットクの受賞だ。女優の杏(29)が2日、「第52回ギャラクシー賞」贈賞式に出席。NPO法人放送批評懇談会が毎年、放送文化に貢献した個人や団体を顕彰する同賞のテレビ部門個人賞にたったひとり、輝いた。

 ドラマ「花咲舞が黙ってない」(日本テレビ、14年4月期)、「デート~恋とはどんなものかしら~」(フジテレビ、15年1月期)、「クロハ~機捜の女性捜査官~」(テレビ朝日、同2月22日)での演技が評価されてのこと。

「テレビドラマに出させてもらうようになって6、7年で(総勢)30人ぐらいを演じています。いずれも自分であって自分ではない大切な友人のような感覚」と喜びを語った。

「デート――」では恋愛不適合者の理系女子を熱演。司会者から劇中で話題となった“アヒル口”のポーズをおねだりされると、「ここにいる方々がその写真ばかりを使ってしまうんです。なぜかミステリーかマジックみたいなものが働くようで……」と報道陣の考えを見透かした上で、「今月DVDが出ますので、そちらで見てください」と宣伝文句でオチをつけ、会場は笑いの渦に包まれた。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    名球会入り条件「200勝投手」は絶滅危機…巨人・田中将大でもプロ19年で四苦八苦

  2. 2

    永野芽郁に貼られた「悪女」のレッテル…共演者キラー超えて、今後は“共演NG”続出不可避

  3. 3

    落合監督は投手起用に一切ノータッチ。全面的に任せられたオレはやりがいと緊張感があった

  4. 4

    07年日本S、落合監督とオレが完全試合継続中の山井を八回で降板させた本当の理由(上)

  5. 5

    巨人キャベッジが“舐めプ”から一転…阿部監督ブチギレで襟を正した本当の理由

  1. 6

    今思えばあの時から…落合博満さんが“秘密主義”になったワケ

  2. 7

    巨人・田中将大が好投しても勝てないワケ…“天敵”がズバリ指摘「全然悪くない。ただ…」

  3. 8

    高市早苗氏が必死のイメチェン!「裏金議員隠し」と「ほんわかメーク」で打倒進次郎氏にメラメラ

  4. 9

    世界陸上「前髪あり」今田美桜にファンがうなる 「中森明菜の若かりし頃を彷彿」の相似性

  5. 10

    三角関係報道で蘇った坂口健太郎の"超マメ男"ぶり 永野芽郁を虜…高畑充希の誕生日に手渡した大きな花束