NHK「あさイチ」敏腕記者ヤナギーに“第2の池上彰”の可能性

公開日: 更新日:

「そうそう、この人はこう使うべきだよ」――16日の「あさイチ」(NHK)を見ていた大方の読者はこう思ったに違いない。いつもはイノッチの横でヘラヘラしている柳澤秀夫解説委員(61)のことだ。この日は「どうなの?ヤナギー」というミニコーナーに「敏腕記者・ヤナギー」として登場し、前日、与党が強行採決した「安保法制」について簡単な解説をしていた。

「記者時代は外信部で鳴らし、特に湾岸戦争時(1990年)は、戦争終結後もイラクに残って貴重なリポートを送り続けた“伝説の記者”なのです。00年に解説委員になってからも中東情勢の専門家として9.11テロやアフガン戦争などを詳しく分析していた。イノッチの横で相づちを打っているだけではもったいない人材なのです」(テレビ関係者)

「敏腕記者ヤナギー」のコーナーは今年から始まり、当初は「おしえて!ヤナギー」だったが、柳澤本人が「教えるなんておこがましい。皆さんと一緒に考えたい」として途中から「どうなの?」に変更。これまで、「イスラム国」「ギリシャ危機」などを不定期に解説している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  2. 2

    清原和博氏が巨人主催イベントに出演決定も…盟友・桑田真澄は球団と冷戦突入で「KK復活」は幻に

  3. 3

    巨人今オフ大補強の本命はソフトB有原航平 オーナー「先発、外野手、クリーンアップ打てる外野手」発言の裏で虎視眈々

  4. 4

    元TOKIO松岡昌宏に「STARTO退所→独立」報道も…1人残されたリーダー城島茂の人望が話題になるワケ

  5. 5

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  1. 6

    実は失言じゃなかった? 「おじいさんにトドメ」発言のtimelesz篠塚大輝に集まった意外な賛辞

  2. 7

    高市首相のいらん答弁で中国の怒りエスカレート…トンデモ政権が農水産業生産者と庶民を“見殺し”に

  3. 8

    ナイツ塙が創価学会YouTube登場で話題…氷川きよしや鈴木奈々、加藤綾菜も信仰オープンの背景

  4. 9

    高市首相の台湾有事めぐる国会答弁引き出した立憲議員を“悪玉”にする陰謀論のトンチンカン

  5. 10

    今田美桜「3億円トラブル」報道と11.24スペシャルイベント延期の“点と線”…体調不良説が再燃するウラ