著者のコラム一覧
渡邉寧久演芸コラムニスト

新聞社文化部記者・文化部次長、雑誌記者などを経て、演芸コラムニストに。東京新聞に「笑う神拾う神」、演芸情報誌「東京かわら版」に「演芸ノ時間」を連載する一方、監修著書に「落語入門」(成美堂)など。文化庁芸術選奨の選考委員、文化庁芸術祭の審査委員、海外公演の予算委員などを歴任している。

入退院を繰り返す満身創痍でも…桂歌丸は“芸欲”衰えず

公開日: 更新日:

バラエティー編<1>

桂歌丸(C)日刊ゲンダイ

「『大喜利の歌丸』ではなく、『落語の歌丸』になりたい」

 以前、本人からそう聞いたことがある。人気長寿番組「笑点」の司会者として、全国津々浦々に顔と名前が知られていることのありがたさをしみじみ実感する一方で、自分は落語家であるという強烈な矜持。「落語の歌丸」には、そんな思い… 

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