渡邉寧久
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渡邉寧久演芸コラムニスト

新聞社文化部記者・文化部次長、雑誌記者などを経て、演芸コラムニストに。東京新聞に「笑う神拾う神」、演芸情報誌「東京かわら版」に「演芸ノ時間」を連載する一方、監修著書に「落語入門」(成美堂)など。文化庁芸術選奨の選考委員、文化庁芸術祭の審査委員、海外公演の予算委員などを歴任している。

垣根が低くなった江戸落語と上方落語

公開日: 更新日:

バラエティー編<6>

桂文枝と三遊亭好楽(C)日刊ゲンダイ

 東京と大阪。落語はその発祥や成立の過程から、江戸落語と上方落語に大きく分けられている。

 平たく言ってしまえば、京大阪を舞台にした噺を関西弁でしゃべるのが上方落語、東京を中心にした舞台の噺を江戸弁でしゃべるのが江戸落語。そのカテゴリーからはみ出る噺もあるが、大ざっぱに分け…

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