小保方さん“希望”託しHP開設 STAP細胞の作製手順を公開

公開日: 更新日:

「STAP細胞の研究が科学の最前線に戻ることを願う」――。理化学研究所の元研究員・小保方晴子氏(32)がSTAP細胞の作製手順を公開するサイト“ホープページ”を開設した。

 ホームページ内は全文英語表記。「あいさつ」と書かれた部分では「『STAP論文』について、科学者として深い反省と心からの謝罪を表明する」と陳謝。自身については「うつ病の治療中で、精神的、身体的に万全ではない」と説明し、「いつか科学の最前線に戻ることを心から願っている」と“希望”が書かれていた。

 代理人弁護士によるとホームページについて「将来的にSTAP現象に興味を持った科学者が研究に取り組めるよう手助けをしたい」と話し、今後は体調を見ながら作製手順を更新するという。

 小保方氏は今年1月に著書「あの日」(講談社)を出版。捏造や改ざんがあったとする理研に反論していた。どうやら、これからも“闘い”は続くようだ。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手