小保方さんが悲劇のヒロイン? 手記に早くも“映画化”構想
〈私の心は正しくなかったのか。これまでの生き方全部が間違っていたのか。そう自問し、ただただ涙がこぼれた。〉
世紀の大発見として話題になったあの「STAP細胞」発表から丸2年の今月28日。元理研の小保方晴子氏(32)が手記「あの日」を発売した。
4月に開いた記者会見以降、かたくなに口を閉ざしてきたが、手記の中身は過熱するマスコミに対する怒りと若山教授への不信感が満載。
〈毎日新聞の須田桃子記者からの取材攻勢は殺意すら感じさせるものがあった。脅迫のようなメールが「取材」名目でやって来る。〉〈若山先生が作った細胞を、若山先生ご自身が調べて「おかしい」と言っている異常な事態〉と記し、ワイドショーが散々騒いだ会見時の小保方氏の髪形についても〈病院の美容院で髪を切ってもらった。美容院にはテレビがついていて、(中略)無意識にテレビから目を背けると、美容師さんは私が小保方だとは気がつかなかったようで、私の写真が表紙の週刊誌を渡してくれた。美容師さんの気遣いだったのだと思うが、私はそのまま気絶し、看護師さんに迎えに来てもらって病室に戻った。〉と書いている。